ばね指の手術
切開手術
が手術の基本となります。
手術時は局所麻酔を行い、
中手指節間関節掌側 に約0.7〜1.2cmほどの皮膚切開を行い、腱鞘内の腫瘤を取り除きます。
またこの際に、
屈筋腱の癒着
がある場合は、それらを全て剥がし、正常な状態に復元していきます。
尚、ばね指の治療に関しては手術による治療法に大きな効果があるのも特徴です。
保存療法によるばね指の完治率は
約30〜40%
程度と言われており、加齢に伴い完治する可能性、及び確立が低くなる傾向にあるのも事実です。
手術を検討する際は、これらの点もふまえて検討することが重要といえます。